西野亮廣著「革命のファンファーレ〜現代のお金と広告〜」を読んで感じたこと5つ

Kindle版で予約していて、昨日24:00に配信され早速読みました!
目次読むだけでも、ものすごい情報量です。。。
中途半端に「やりたいことがないんですよね〜」みたいに言ってる人は火傷するかも。
なんか野望とかこれからやっていきたいことがこっそりある人にはすごいオススメ。
感想をダイジェストで書いてみます!

 

 

 

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 

変わりゆく時代の生存戦略

 

「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」と言われても、好きでもない仕事は消え、好きなことしか残らなくなってきている。
ここからは、”好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ。 
学校は『お金』のことを教えてくれない。多くの先生は社会に出たことがなく、くわえて公務員なので、お金を”作る”経験や知識については壊滅的状況にある。
生存競争は、「弱肉強食」ではなく「適者共存」だ。
いつの時代も、強いものではなく、環境に適応した者が生き残る。

はじめの部分では、「革命のファンファーレ」らしく、時代が情報革命の波にもまれ
誰も正解を持っていない混沌とした世の中が訪れていることを、西野さんがどんな視点から捉えているかが語られます。 変化し続けるものこそが生き残る。これは時代を超えた真理、ですね。

 

 

お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。

 
 ここが今回のメインパートかと。常日頃ウェブだったりとかメディアでも西野さんはじめたくさんの人が発信している内容だったから、そこまで真新しさはなかったかな。でもおさらいという意味では、明確な切れ味ある文章がスイスイ入ってきてよかった。

まもなく、物質ではなく、サービスでもない、
個人の信用そのものが売り物となる職業が世に出てくるだろう。

お金は信用を数値化したものであり、クラウドファンディングは信用をお金化するための装置だ。クラウドファンディングや、オンラインサロン、その他もろもろの「信用をお金に両替するツール」の登場により、正直者がバカを見る時代は完全に終わった。 

 
 

「信用」を稼ぐ為にはまず「嘘をつかない」こと。その為の環境に身を置くこと

 

 そしてもっとも多くの人が疑問に思っているであろう「じゃあ、その”信用”とやらはどうやって稼ぐんですか?って話。テレビタレントの例を引き合いに出しながら、「信用」と「好感度」、「認知」と「人気」は全くの別物であるということを説く。これにはものすごい納得。

 

 お金を集めるには信用が必要だ。そして信用を勝ち取る為には、お婆ちゃんみたいなことを言うが、嘘をつかないことが大切だ。その為には嘘をつかなくても良い環境を作ることが大切だ。人が嘘をつく理由は、嘘をつかざるを得ない環境にいるからだ。「嘘をつかない」ということは「自分の意思を明確に表現する」ということと同義だ。
これからは、本音は別の場所にあるのに、生きていく為に周りと意見・足並みを合わせる「空気を読む」という行為が、リスクになってくる時代だ。嘘つきはキチンと痛い目に遭う。信用が離れ、お金が離れていく。まだ、嘘を重ねている(嘘を重ねなければならない環境にいる)人は、とっとと鞍替えしたほうがいい。
 
そしてそんな西野さんにとっての「嘘をつかなくても良い環境」というのが『オンラインサロン』 だという考え方が、結構衝撃的だったな。今までは単なるファンサークルか、ノウハウ交換の場としてしかオンラインサロンを認識していなかったけど、こういう使い方、環境設定の仕方もあるわけだ。サロンがどんな感じなのか急に気になりだしてきた。まんまと広告にはまってる…。笑
 
「西野って、大御所にもまるでひるまないなぁ。勇気があるなぁ」となるんだけれど、その実、大御所に自分の意見をぶつけたら収入(オンラインサロンの会員)が増えることが分かっているから言えるという部分もある。オンラインサロンという環境があるから、自分の意思を表明することができて、自分の意思を表明すれば、オンラインサロンの会員が増え、さらに意思を表明しやすくなる。
僕があなたよりも勇気があるわけではなくて、
僕があなたよりも意見しやすい環境にあるという話。  
 
 

成功と失敗の裏にあるのは、理由と原因だけ。全て数学だ。 

 
そしてやはり西野さんの魅力は、圧倒的なまでの論理とそれを裏付けるストイックすぎる行動量。ただ闇雲に動くんじゃなくて、徹底的に考え、トライアンドエラーを誰よりも積んで、自分で正解を導き出してる。これは本当見習いたいな〜。 
確実にヒットを生むには、数十、数百の仕掛けが必要だ。そして、これらの仕掛けは全て、自分の時間を使った宣伝ではなく、他人の時間を使った宣伝だ。ヒットを連発している人の恐ろしさは、こういった仕掛け作りが日常になっており、当初は仕掛けだと思っていたことが、呼吸をするように当たり前にできているところにある。
 
努力量が足りていない努力は努力ではないし、
「この努力は本当に正しいのか?」と疑うことをサボり、
時代にそぐわない誤った努力を続けていたら、それもまた努力ではない。
常識を疑い、実践し、修正点をあぶり出し、伸ばすべきポイントを徹底的に伸ばす。
その繰り返しだ。その先にしか、未来はない。
 
勘やセンスは統計学だ。神から授かった得体の知れないものなどではない。
勝負の決め手は脳ミソの数だ。厳密に言うと、体験の数だ。一人の体験をもとに判断するか、10億人の体験をもとに判断するか?

 

 

覚悟、勇気って特別な才能じゃない。行動力と情報だ。

 
そして終盤にも差し掛かり、ここでも衝撃的な一節が。 
 
行動しない人間は、自分が行動しない理由を、すぐに「勇気」のせいにする。
「勇気がないから一歩踏み出せない」と言う。これは違う。大間違いだ。
行動することに、勇気は必要ない。
一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ。説明できてしまう事柄に「勇気」は必要ない。
 
「努力やめて勇気出すと人生一瞬で変わる」を最近強めにメッセージしてる私にとって、
まさに目からウロコ。 たしかにそうかもしれない。簡単に主張を翻す。笑
 
情報は、行動する人間に集まり、更なる行動を生み、また情報が集まってくる。
行動の連鎖だ。勇気のせいにしてはいけない。
 
これもまことにその通り。
もうちょっというと、そうやって行動する原動力になる「欲」を抑制するように
私たちってインストールされちゃってるんだなぁって最近感じる。
 
その抑制を打ち破ることが「勇気」。その「勇気」を出すためのとっかりとして必要なのが
飛び出した先にどんな未来が待っているのか、という「情報」。
それをどれだけ自分の足で見つけにいけるか。
固定観念の檻の中に閉じこもっている人にその情報を届け続けられるか。
 
許可を取りに行くのはやめよう、途中で必ず止められる。
謝るのなら、怒られてから謝ろう。やろう

 

うんうん。 

 

決定権は偉い人(出世をした人)だけが持つ特権だと思われているが、違う。
「決定」は、覚悟だ。
 
うひゃ〜。 
 
キミに決定権はあるか?
好きなようにやらせてもらえないことを立場のせいにしていないか?
売れない原因を環境や時代のせいにしていないか?
自分の不満を誰かが解消してくれることを待っていないか?
 
しびれた…
 
この時代を生きたいのなら、自分の人生を生きたいのなら、決定権を持て。
今、この瞬間にだ。
 キミの人生はキミが決定しろ。常識に屈するな。屈しないだけの裏付けを持て。
それは行動力だ。それは情報量だ。

 

そういうことかぁ〜〜〜。
 
なんだか途中から勝手に西野さんと話してるみたいな感じになってしまいましたがw
まあ、そういうことです。(適当w)
圧倒的に足で稼いで、情報を提供し、ギブギブギブで、信用を稼ぐ。
その循環で世の中を変えていく。練金術師に、俺はなる!って感じでした^^
 
これを読んで湧いてきたアイディアとか実行プランを交換し合う会とか
身近な人たち同士でやれたらいいな〜。
ちょっとこれまでの読書会とは毛色が違う、ザ・実践!って感じの色合いになるから
より緻密な設計が必要そうだけど。考えてみます!
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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