28歳こじらせ長女の私がスピード結婚して幸せを手にした理由

普段色々な異性と話していて、お互いを結婚相手として有りか無しかを判断し合ったり、駆け引きしたりするのって、結構エネルギーを使う作業じゃないですか。ぶっちゃけ、それが私はもう嫌になってて。なので、そこから降りることにしました。

いま、けっこう幸せに毎日暮らしているのですが、その原点はこの「降りていく」勇気 にあったなと。
今振り返ってそう思ったので、記事にして残しておきます。これが正解だとは思っていないし、あくまでも私のケースです。「ああこんな感じで生きてる人もいるんだ」という希望になれたら嬉しいです。

まず、会社を辞めました

【人生の転機】新卒で5年弱勤めた会社を、辞表を出したその日に退職。当日起きたこと、その時の心境を記録しておく

先に言っておきますが、転職は計画的に。

私は8割衝動で、5年勤めた会社を即刻退職したので、ここに関してはあまり参考にならないかと思います。
でもそのいきさつを知りたい!という方には、参考になるかも。

実はちょうどこのころ、私には好きな人がいて、その人に気持ちを伝えるべきか否か迷った挙句「2015年をこのまま終わらせるわけにはいかない」と謎の使命感に追われて、大みそかに当時好きだった人の実家近くに、片道2時間半の電車で会いに行き、2015年最後の夕日を海岸で見ながら見事に振られるという最高のシチュエーションを経験しています。涙

この時に、前々から「今の会社でこの働き方を一生続けていくことはないだろうな…でもどうしよう」って迷ってた根無し草状態の私が

あ。会社、やめよう。もうここは私のいるべき場所じゃない…と、吹っ切れた瞬間のひとつだったように思います。

婚活・恋活は所詮「ロールプレイング」

会社を辞めて、とりあえず実家の山梨に帰省しました。
それでも「結婚したい」願望が私の中から消えることはなく。

たまたま親友が最近突然結婚したのですが、出会いがpairsだったということを聞き、さっそく飛びつく。

何人かとやり取りし、結果1人の人とは直接お会いしました。2回ほど。
東京からはるばる都留にまで来てくれて、たくさん話を聞いてくれて、してくれて、楽しかったです。味覚も趣味もわりと合う。でも「恋人になる」って感じじゃなかったです。

善処はしたつもりなのですが。ここばっかりは、理屈では説明できないというか…ね。

結局、お互いを結婚相手として有りか無しかを判断し合ったり、駆け引きしたりするの、嫌だったのにやってるし。会う前からすでに「この人は恋人・結婚相手としてありかなしか」っていうジャッジにさらされる、さらすのがやっぱり私は無理でした。

でも「こじらせ女子」にとっては、本当の自分・望みを口にして、甘えられる自分になっていくレッスンとして、一定期間「婚活・恋活」取り組んでみるのはいいかも。

自分の弱み。ダークサイド。赤の他人に話すのは、最初は勇気がいりますよね。
でも、婚活サイトや相談所、ナンパで出会った、いい感じに「知らない人」であれば、フィーリングが合わなければもう会わなくていいんだし、合ったらラッキー!
そう考えるとチャレンジのハードルは少し低くて済むのではないでしょうか。

本気で結婚相手を見つけ出そうと思っている人、実際に見つけた人には申し訳ないですが…。婚活サイトは、恋愛の傷から脱却するためのリハビリというか、ロールプレイには非常にいいツールだと思います。

機能したのは「新規リスト」ではなく「掘り起こし」だった

そんな一件もあって、自己嫌悪とともに迷走していた昨年夏。
とあるFacebookの投稿が目に留まりました。

それが、7年前に同じコーチングスクールに通っていた「ならっちさん」の投稿。

そう、私のだんなさまです。

最初は若干引きました。「うわぁ…奈良さん行くとこまで行っちゃったな…」と。笑

でも、よくよく見てみると、あれれ。

なんか私これ得点高いんじゃないの?
と。笑

極めつけはこれでした。

理想のパートナー検定には、ふざけているように見せつつ、じつはすごく、当時の彼の「幸せになりたい」っていう思いがこもっていて。

前職の職業病からか、私は文章の裏に流れる作者の意図とか、行間を読むことが身についていて、久しぶりにそれを彼の投稿から感じたのですよね。

だんなさんとワークショップをするようになって知ったのですが、彼はこれを、大井町のスターバックスに半日こもって今までの恋愛全てを棚卸しし、何がよくて何がダメだったのかに真摯に向き合って書き上げたのだとか。

その真摯さ、勇気が、わたしはすっごくいいなぁって思ったんです。

そして丁度、都留に戻って私がやろうとしている「ゲストハウス」運営をairbnbでやっている。ならば一度、そのお話も聞かせてもらいに食事に行こう!と、お誘いのメッセージを送ったのが全ての始まりでした。

再会~入籍まで(半年足らずの出来事)

文章が長くなってきたのと、疲れてきたので(笑)

ここは箇条書きでいきたいと思います。

・8月、彼の仕事場近くでランチ。近況報告と、その週末に彼が都留に来ることになる
・都留を案内。畑でキャンプ。「付き合いたい」といわれる。
・あまりの急展開に重原フリーズ。明朝、はっきりとお返事せず送り返すw
・1週間後、なら家へ。あらためてOKし、結婚を前提にしたお付き合いをスタート
・交際1ヶ月後(9月)に、リッツカールトン東京でプロポーズ受ける。
・12月、両家顔合わせ
・1月1日、入籍。重原、都留の実家を出て都留の古民家に引っ越し。
・東京と山梨の別居婚しながら、現在に至る

二拠点週末婚 二拠点週末婚生活の実際。「生きているだけでいい」そう言ってくれるパートナーと出会えて本当に良かった

付き合うときに、ひとつだけ約束したこと

旦那さんとお付き合いするときに、ひとつだけ約束したことがあります。

それは「全世界の人間を敵に回したとしても、この人だけは自分の味方でいてくれる」

って思える人で一生い続けて欲しいということ。

「わかった!」となんの躊躇もなく答えてくれた彼は

これまでずっとその約束を守り続けてくれています。笑

そしてそんな彼にとってわたしもまた、絶対の味方であり続けようと

思わせてもらえることに心からの感謝を。

結婚って、いいもんですよ。

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