地域おこし協力隊として、初年度半期で行ったことの実態。

2017年4月から山梨県都留市地域おこし協力隊として委嘱を受け、半年が経過しました。ここまで振り返り・後半期の展望を、受け入れていただいている都留市役所産業課内で報告、相談する機会を作っていただきました。

そこであらためて感じたことを、書き残しておきたいと思います。

 

「フリーミッション型」地域おこし協力隊のジレンマ

 

 

地域おこし協力隊には、2種類のタイプがいます。


ミッション型:受け入れ先組織が法人。やることが決まっているケース
フリーミッション型:受け入れ先が市役所などの地方自治体。「観光」「商品開発」など大枠のテーマがざっくりと決まっていて、その中で自分で企画・実行しながら地域に仕事を作っていくケース

私は後者の「フリーミッション型」で委嘱されています。
とはいえ、何でも好きにやっていいというわけではなく、でも、どんな成果を期待されているのかもはっきりとわからなかったので、ぶっちゃけ最初は少々葛藤しました。

ただ、月に1度の活動報告書提出と、半期に一度今回のような資料を準備して、半期の振り返りと今後の活動の展望を関係者に周知し、助言をもらうという場を今回市役所の方にお願いしてつくっていただくことで、役所側との期待値の調整を行ってきました。

結果。
「これだけ活動しているんだから、役所には来なくていい、好きにやれ」
というようなお墨付きをいただくことができ、今とっても心地よいです(笑)。

わたしがそう都合よく解釈してるだけかもしれないけど…、でもいいや。笑

 

経費の清算や依頼を受けたものの制作、打ち合わせなど、必要な時にはもちろん市役所に出勤していますが、それ以外の時間はほぼ現場にいます。

自分の上司は自分。決まりがないからこそ、自ら考え動くべき

先日参加させてもらった山梨県知事との対談会で「法に触れない範囲で、君たちのような若い人たちがどんどん既存の枠組みをぶち破っていってほしい。もっと暴れなさい」と、後藤知事直々にコメントをいただきました。

そこで、ハッとしたんです。

特に会社員経験があったりすると、時間や場所に縛られ、管理されていたから、何かアイディアを思いついても、実行する前に誰かに承認をもらわないと動き出せない

企画も稟議を通してから、予算がついてから…みたいな「お伺いをたてる姿勢」がデフォルトになっちゃってるなぁって。

でも、地域おこし協力隊は違うんです。自分を管理するのは自分。
全てを自分で決めて、うまくいったらおかげさま、失敗したら自分のせい。

行動を積み重ね、PDCAを高速で回していくことが、いまの私の仕事なんだなぁって。
間違ってたらあやまればいいし。手を抜いているつもりは全然ないし。

むしろそのことにプライド持って、どんどんやってかないとなぁって思い直しました。

 

地域おこし協力隊着任からの半年間、何をしていたのか

かなりマニアックですが一部の方には参考にしていただけるのかなと思い、
市役所での振り返り面談で使用した資料をnoteにしたためました。

 

note.mu

 

他の地域の協力隊の人が実際日々どんな活動をしているのか、実態を知る機会ってなかなかないんですよね。

そんな中このnoteでは、私が何もないところから、どんなところに目的・目標設定をして成果をつくってきたのかを全部書きました。

必要としている方の元に、届きますように。

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