ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」は、アラサー女子にこそぜひ見て欲しい傑作。映画版もおすすめです!

新婚旅行の思い出の中をこれから何回かに分けて書いて行こうと思います!
まずは帰国してからずっと頭から離れない、ある曲について。

ブロードウェイで観た、ミュージカルCHICAGO(シカゴ)。

 

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そのクライマックスに歌われるのが
この曲、Nowadays

 

m.youtube.com

 

You can like the life you’re livin’ You can live the life you like

歌詞はこんな感じ。

You can like the life you’re livin’
You can live the life you like

You can even marry Harry
But mess around with Ike

And that’s good
Isn’t it grand? Isn’t it great?
Isn’t it swell? Isn’t it fun?
Isn’t it?

But nothing stays in fifty years or so
It’s gonna change, you know
But oh, it’s heaven
Nowadays

 

生きることを好きになることも
好きなように生きることもできるのよ

ハリーと結婚しておきながら
アイクといちゃついてみたっていい

そういうのって
素敵だわ、そうでしょ
立派ね、そうでしょ
すごいでしょ?
すばらしいでしょ?
楽しいわよね

だけど何もかもいつかは終わる

50年かそこらの間で
みんな変わってしまうでしょう
だけど、ねえ、今は最高よ
今だけは

 

 字面だけで見ると大したことないんだけど、
ストーリーと、実際に舞台や映画で主人公ふたりの人間模様にふれると
特に私みたいなアラサー女子には、かなり響くものがある。

見終わった後のこの興奮気味な表情からお察しください。笑

 

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あらすじ

 

舞台は1920年代、禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴ。
スターを夢見る主人公ロキシー・ハートは愛人を銃で殺害し、逮捕・収容された監獄で、憧れのヴォードビルダンサーヴェルマ・ケリーと遭遇する。
彼女もまた、ショーの直前に夫と浮気相手の妹を射殺した罪で収監されていたのだ。
凄腕弁護士の策略によって、マスコミを利用し名声を欲しいままにしながらロキシーとヴェルマはそれぞれ無罪を勝ち取るが、その瞬間スキャンダラスな殺人事件のニュースが舞い込み、マスコミは彼女に目もくれず飛び出していく。
茫然自失とするロキシー、そして同じくマスコミに見放されたヴェルマだったが-。

 

 

昔も今も、世間は所詮ショービジネス

 

公判の日、証言台に立つことに緊張を訴えるロキシーに対して
真実は二の次、全てはショービジネスと言い切る敏腕弁護士。

「全てはショービジネス」。
これって昔に限ったことじゃなくて、今の時代もそうな気がする。
所詮、お金や名声、色恋沙汰…そんなもので日々移り変わる世間の注目。

世はSNS時代。
たくさんの いいね!をもらうことにかまけてピエロに成り下がる、中身のない人。
人を羨むあまり、自分の心の声を聞き損なってない?

 

それでも私たちは
自分の生きてる人生を好きになれる
自分の好きな人生を生きられる

 

殺人の罪を犯し、なおもスターへの夢を諦めず再起を図る2人から発せられるこのメッセージは、なんだか特別な意味合いを持っているように感じました。

ダブル主演キャストのクライマックスでのステージショー。
単なる輝かしさではなく、大人の色気というか、清濁併せ持った感じの華やかさが、
このメッセージをより一層際立たせます。

 

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 人と比べたり羨んだりするのに心や時間を持っていかれるのではなくて

自分の人生を好きと心から言えるだろうか?
好きな人生を生きてるだろうか?

それをただただ自問自答しながら、自分なりの表現を追求していきたいな。
そんな風に思わせてくれるいい時間でした。

映画版もおすすめです

モノクロの舞台で、演者の才能を存分に堪能できるミュージカルも良かったけど、
映画も映画の良さがあって、大胆でコミカルな映像演出がとても好き!
なんかスカッとするので、お休みの日にぜひ☺︎

 

 

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